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再エネルギーでのロードヒーティング

執筆者の写真: YOTUMOKU-sideYOTUMOKU-side

みなさんこんにちは!

やっと北海道らしい景色になりましたね!



換気の種類で、24時間換気でも使用される家の中の温かい空気を直接家の外に排出する

第3種換気をよく耳にする方もいるのではないでしょうか?

「この暖かい暖気を何かに使えないか?」

「排熱を再利用して他のエネルギーに使用できれば・・・」


ヨツモクの事務所施工の時から排熱ロードヒーティングの実験をして2回目の冬を迎えたので報告をしたいと思います。


 十勝では先日まで51年ぶりに積雪が0を観測。

私が生まれる前のことで体感したのは今回が初めてですが、通年ですと冬に除雪が付き物なので、換気される換気熱をヒーティングに利用してみました。(浴室の換気を計画に入れることが重要です)


 結果・雪は解けます。


ですが短時間に積雪が多いとき、外気温がマイナス5度以下の深夜の降雪などの場合は積雪がありました。



今日(2025年1月25日午前6時45分)の様子



今日(2025年1月25日午前8時26分)の様子。約2時間経過




 費用は・・・

①ロードヒーティングをする部分のパイピング費。ちなみに今回は約3台分のヒーティングをしています。(約40坪の換気排熱だけで3台分は少し無謀だったかもしれません。)

②循環をさせる不凍液にポンプ。今回ポンプは2台。

③重要な熱を交換させる銅管2m20㎝を今回は4本です。この管は必ず結露がするので床が濡れてもいい材料で配管4本を設置するスペースが必要になり(銅管の本数、長さが多い方が熱交換効率が高くなりさらに溶けると思います)、またそのスペース部分は断熱壁で施工か必要で、配管施工等点検作業用の断熱ドアが必要になります。


 さらにポイントが何点かあります。

ポイント1・通常ロードヒーティングはコンクリートに埋設しますが今回はアスファルトに埋設。

ポイント2・アスファルト仕上げ材も目の粗い透湿性の高いものにして配管の埋設はアスファルト部分の融雪部分以外は熱を交換する銅管まで土の中に埋設をする。

ポイント3・降雪のときにお風呂が保温状態のほうが融雪しやすい。


 個人の感想ですが通常の工事費より費用が抑えられ融雪時に浴槽の保温だけのコストを考えると成功かなと納得しています。

短時間に降雪が多い時は除雪が必要になりますが、数日で除雪しても薄っすら残ってしまう雪が溶け足元がきれいになり満足しています!




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